べにばな薬局のブログ

子宝カウンセラーの会 河合蘭さんのお話

2014年9月17日 水曜日

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10月14日は大阪で子宝カウンセラーの会の研修会でした。

 

今回の特別講師は「卵子老化の真実」の著者 河合蘭さん。

 

生殖医療、周産期、新生児の医療専門家や一般の母親へのインタビュー、

 

更にはインターネットによるアンケートなどを元に、現在の出産についてあらゆる視点

 

からのお話でした。

 

2011年には初産平均年齢が30代を超え、以前は30歳だったのが今は35歳と

 

高年初産婦の定義まで変わってきたこと。

 

さらに、「40代でなければ、高齢出産だと思わない。」というのが社会の認識のようです。

 

しかし、社会の認識が変わったと言っても、人間の体が変わるわけではなく妊娠力のピークは

 

今も昔も20代中頃。

 

 

男性不妊は検査しないとわからないし、男性も年齢が上がれば上がるほど妊娠に要する期間

 

が長くなっていることを知っていてほしい。

 

女性だけが責められる時代が変わるといいね。と河合さんはおっしゃいます。

 

 

世間には「高齢出産」バッシングが存在するけれど、高齢出産は本当に社会問題で、不自然

 

なお産なのだろうか?と疑問を投げかけています。

 

 

『出産は若い時にできれば、それに越したことはありません。

 

でも、どの年齢のどんな出産にも、その家族にしかわからない良さがあり、

 

産み甲斐、生まれ甲斐というものがあります。 (略) 

 

生命には必ず終りがあり、子どももいつまでも産めるわけではありません。

 

でも、限りあるものだとわかって、そこで、初めて輝きだす価値もあります。』

 

と著書のあとがきに書いてあります。

 

 

ここでは簡単にしか書けませんが、少しわかりやすくまとめるつもりです。

 

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