べにばな薬局のブログ

健康お役立ち情報

コロナ疲れ コロナストレス そして コロナ痔?!

2020年5月17日 日曜日

このところ、痔のご相談が3件ほど続きました。

 

コロナにこじつけるわけではないですが、疲れとストレス、

 

運動不足(じっと座っていることが多い?)が原因のようですね。

 

 

先日のご相談は、いつもちゃんとレオピンをのんでいる方が、

 

「最近どうも調子が悪く、痒みだけだったのが、触ると痔が出ているんです。」

 

と仰います。

 

お話を伺うと、ストレスのせいか異常に甘い物が欲しくて

 

生クリーム系やチョコレート系をかなり食べているとのこと。

 

原因はそれでしょうね。

 

ストレスで血流も悪くなるし、

 

普段はあまり食べないチョコや生クリームの食べ過ぎでは

 

血液の質も悪くなりますよ。

 

レオピンファイブNEOはちゃんと服んでいらっしゃるので、

 

食養生と肛門のお手当薬で大丈夫でしょう。

 

 

痔は肛門だけの病気ではありません。

 

 

 

痔イラスト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は肛門周囲の血流が悪くなり、うっ血や炎症を起こす病気です。

肛門を通る血管(門脈)は肝臓に繋がっており、下から上に上る血管です。

また、4本足歩行のご先祖の名残でここには他の静脈のように

逆流防止の弁がありません。

 

普通の静脈門脈イラスト

 

 

 

 

 

 

 

 

だって、4つ足動物の肛門は心臓より上にあるでしょう?

逆流防止の弁は必要ないのです。

 

四つ這いわんこ肛門写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、門脈はお尻の部分で網の目のようになっていて、

2本足の歩行の人間にとって非常に血が滞りやすい場所なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に女性は妊娠・出産や冷え、便秘など痔になりやすいですね。

 

この度のコロナ騒動で、心身共に疲れ、そして運動不足、

 

ステイホームでついつい食べ過ぎる・・・。

 

普段養生していても、気がつかないうちに体に負担をかけています。

 

この数ヶ月の生活習慣を、今のうちに見直しませんか?

 

なんとなく調子が悪いと思っている方、どうぞご相談下さい。

 

お出掛けが不安な方はお電話でも、メールでも承ります

「除菌」と「消毒」 どうちがうの?

2020年4月23日 木曜日

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

 

唐津も感染者がでたので、皆さん不安に思っておられるのではないでしょうか?

 

先日、「ATMやスーパーのかご等、心配だから触った後は

 

除菌シートで手を拭いているの」と仰る方が何人かいらっしゃいましたので、

 

少し詳しく書きますね。

 

 

有害な物をやっつけてくれそうな言葉に、

 

抗菌・除菌・殺菌・滅菌・消毒 があります。

 

それぞれの言葉の違いをご存知でしょうか?

 

抗菌:細菌の繁殖を抑えること

 

除菌:細菌の数を減らすこと

 

殺菌:文字通り細菌を殺すことで、この文字を表示できるのは

   医薬品や医薬部外品に限られています。

 

滅菌:強力な殺菌のことで、細菌の数を100万分の1以下に減らすことが

   できる場合にのみ使うことができます。

 

上の4つの言葉には「菌」がついています。

 

つまり、対象になっているのは細菌で、ウイルスやカビは対象外です。

 

一方、

 

消毒:有害な菌やウイルスをまとめて退治できることを示す際に使います。

   有害な微生物を人にうつらない程度に減らすことができるもので、

   医薬品や医薬部外品にしか使うことができません。

 

消毒用エタノールが手に入りにくいので、様々な除菌グッズが出ていますが、

 

ウイルスに対する効果は保証されていません。

 

心配なのは、「除菌」の言葉を過信して、十分な手洗いをしないこと。

 

石けんには抗菌作用や除菌作用に加えて消毒作用もあることが

 

わかっていますので、除菌グッズを使っていても石けんをよく泡立てて、

 

しっかり手洗いをしましょう。  

 

ピコ太郎も歌っています♪

 

I have a soap! 

Wash♪ ウォッシュ♪ ウォッシュ♪

 

ご不明な点はお尋ね下さい。

 

腸活しよう!Part4 これで最終回か?

2020年3月14日 土曜日

腸活しよう!Part1→http://www.benibana-kanpou.com/blog/?p=1598

腸活しよう!Part2→http://www.benibana-kanpou.com/blog/?p=1643

腸活しよう!Part3→http://www.benibana-kanpou.com/blog/?p=1671

 

 

 

子や孫にまで代々受け継がれるかもしれない腸内細菌。

 

理想の割合は善玉:悪玉:日和見=2:1:7

 

悪玉が多い人は腸内環境に良いものとして摂ったとしても、悪くしてしまう。

 

そこで考えられるのが善玉菌を多く含む乳酸菌製品を摂ろう!

 

『生きて腸に届く』って、よく耳にしませんか?

 

なんか良さそう?

 

でも、『生きて腸に届いた』ことはどうやってわかるのだろう?

 

実はここが落とし穴。

 

 

生きて腸に届かない!?

 

乳酸菌含有食品は身近にたくさんありますが、

 

『生菌』は腸内に1~3日程度しかいることができず、

 

すぐに排泄されるため、腸内フローラに直接影響は与えないのです。

 

 

そしてもう一つ、

 

『生きている菌は腸内フローラの仲間に入れてもらえない』ことがわかってきました。

 

母親から受け継いだ腸内細菌を元に形成された腸内フローラ。

 

これは基本的に生涯変わりません。

 

一生のお友達と仲良くしているところに突然『よそ者の生菌』が入ってくると、

 

イヤですよね?

 

但でさえ、毎日『善玉菌vs悪玉菌』で縄張り争いが起こっているのです。

 

どんなに良い菌と言われても、よそ者の菌に構っている暇はありません。

 

無視された『よそ者』は定着することすら難しいため、

 

腸を通り抜けて排泄されてしまうことが多い。 という、なんとも残念なお話。

 

 

では、どうしたらいいのだろう?

 

そこで、注目されるのが加熱殺菌処理をした『生きていない菌』

 

そもそも口から摂取した『生きた乳酸菌』は、

 

90%以上が胃酸により死滅すると言われています。

 

でも、元々加熱処理で死んでいる菌だったら?

 

これが腸内細菌たちのエサになることができます。

 

自ら腸内細菌のエサとなり、良い菌が増える手助けをするのです。

 

良質な死菌をエサにすることで善玉菌が増え、

 

それに伴い日和見菌が善玉菌の味方をしてくれる。

 

こうして、理想的な腸内フローラの割合を保ち、腸内環境を整えることができるのですね。

 

 

まだまだ解明されていない腸内細菌。

 

しかし食生活から、

 

現代人の腸内フローラの割合は理想にほど遠いことは見えなくてもわかってしまいます。

 

 

まずは、日頃の食生活で少しでも

 

悪玉菌が喜ぶもの→高カロリーのもの を少なめに

 

善玉菌が喜ぶもの→低カロリーのもの を多めに

 

日和見菌が喜ぶもの→食物繊維・発酵食品 を多めに 

 

を意識して、あなたの生涯のパートナーを大事にしてあげてください(^_^)v

 

 

 

べにばな薬局では、腸内環境はアレルギーやウイルス対策にも大切な事と考えています!

 

いろいろと心配なことが多いですが、

 

腸内環境を整え、ご自身の免疫力自然治癒力を信じて乗り越えましょう!!!

 

べにばな薬局では、あなたの免疫力と自然治癒力のお手伝いができます。

 

ぜひご相談ください。→電話0955-70-1881

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腸活しよう!Part3

2020年3月11日 水曜日

腸活しよう!Part1→http://www.benibana-kanpou.com/blog/?p=1598

腸活しよう!Part2→http://www.benibana-kanpou.com/blog/?p=1643

 

そもそも腸内細菌ってどこからやってくるの?

 

 

腸内細菌の形成パターンはひとりひとり異なります。

 

 

実は、生まれる前の胎児の腸には腸内細菌がいません。

 

 

え?じゃあいつ腸内細菌が体内に入るの?

 

 

それは、出産時お母さんの産道を通るときなのです。

 

 

つまり、すべての人は『母親の腸内細菌を受け継ぐ』のです。

 

 

そして、母親から受け継いだ腸内細菌が増殖していき、

 

 

 

3歳までに腸内フローラの原型を形成され、

 

 

形成された腸内フローラのパターンは生涯変わらないとも言われます。

 

『三つ子の魂、百まで』と言いますが、『三つ子の腸内細菌、百まで』かも?!

 

 

お母さんの腸内細菌は、子や孫の代まで脈々と受け継がれるわけです。

 

 

ちょっと責任感じちゃうかも?

 

 

腸内細菌の理想の割合は 善玉:悪玉:日和見=2:1:7 ですが、

 

 

もちろんこの割合ではない方が大半です。

 

 

代々受け継がれるであろう腸内細菌。

 

 

できるだけ理想の割合に近づけたいものですね。

 

 

ではどうしたらいいの?

 

 

続きは『腸活しよう!Part4(最終回の予定)』で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ページの先頭へ戻る