●子宝
2014年7月7日 月曜日
25年1月、「こうのとり記念硬貨」の発売を覚えていらっしゃるでしょうか?
市内の郵便局から数枚ずつ手に入れて、その頃、不妊相談にお見えになっていた方々と、
この「こうのとり500円硬貨」を交換していました。
その時に、「赤ちゃんが授かったら、次の方に幸せを繋いでくださいね」と持って来て
頂くようにお願いしていました。
もちろん、記念に取っておきたい方や、次のお子さんのために持っておきたい方も
いらっしゃるので、強制ではありません。
ですから、妊娠、出産の報告に来られても、こちらからは敢えて硬貨のことは
申し上げてはいません。
先日、10月出産予定のRさんが「安定期に入ったから」と、遠方からわざわざ
お母様と一緒に、ご様子を見せに来られました。
目立ち始めたおなか、検診毎のエコー写真を見せていただき、幸せな時間を
過ごさせて頂きました。
その時、「先生にお返ししたいものが・・・」とにっこり笑って「こうのとり硬貨」を
差し出されました。
「はい、確かに受け取りました。次の方にあなたの幸せを繋ぎますね。」
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2014年7月2日 水曜日
7月2日、今日は半夏生。
夏至から数えて11日目を半夏生といいます。
烏柄杓(カラスビシャク)が生える頃なので、この名前が付いたともいわれます。
カラズビシャクの塊茎を半夏といいます。
半夏には「脾胃の水湿を取り、痰を去り、吐き気を鎮める作用」があり、
胃の不調や、つわりなどの吐き気などに使う漢方薬に生姜とともに配合されています。
悪阻でお困りのあなた、、つい喉越しの良いもの、例えば冷たい飲み物、アイスクリーム、
フルーツ、ゼリーなどばかり食べていませんか?
半夏も生姜も性質は温ですし、湿を取り除いて吐き気を鎮めるということは、
上記のような食べ物は逆効果ということですね。
詳しくはご相談ください。
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2014年6月19日 木曜日
今回は、「脾」についてのお話です。
「脾」は食べたものを消化吸収し気・血・津液として全身に送ります。
特に「腎」には後天の精として蓄えられ、腎の働きを支えています。
また、「脾」には血が経脈を流れるときに、脈外に漏れ出すのを防ぐ働きがあり、その働きが失調すると、子宮出血や不正出血などの症状が出やすくなります。
「脾」の弱りがあると、栄養分の吸収が低下して気・血・津液が不足します。
その結果、気・血が卵巣や子宮に栄養やエネルギーを運ぶ衝任脈に流れず、不妊の原因となっていきます。
極端なダイエットで生理が乱れるのも、このためです。
また、津液の流れが滞ると痰湿になり衝任脈の流れを塞ぎます。
辛味、油っぽいもの、甘いものの食べ過ぎは、痰湿に熱がこもり子宮や衝任脈の機能が低下して不妊の原因になります。
極端な肥満も不妊の原因になります。
丈夫な五臓六腑、旬のものを取り入れた栄養バランスの良い食べ方は「妊活」だけではなく、すべての女性の健康と美のためにも必要なことなのです。
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2014年6月10日 火曜日
前回 子宝と五臓で「腎」の話を書いておりましたが、
先日の子宝カウンセラーの会でも、邵輝先生による「腎」のお話でした。
その中で、子宝に関係する経絡のお話がありました。
温灸で手軽に刺激できるのでご紹介しますね。
腎に作用する代表的なツボは太谿(タイケイ)。
太谿は腎経の原穴で、腎の働きを強める重要なツボです。
子宝はもちろん、冷えや生理痛などにも効果があります。
場所は足の内側のくるぶしとアキレス腱の間。
妊娠三穴と共に、写真を参考に、温灸で温めると良いでしょう。
*妊娠三穴:ここではまだ紹介していませんでしたね。ごめんなさい。
近いうちにご紹介しますが、詳しくはご来店くださった方が早いかな?
温灸体験も「ブログ見た!」で、初回は無料です。
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